★ルイママ文庫★
vol.30
お店の本棚から、おすすめの本をご紹介します

おもしろそうな本があったら
本棚から探し出して読んでみてね・・・
2007.4


●お酒とつまみと友達と●
こぐれひでこさん
宝島社


80年代から、ずーっと活躍されているイラストレーターの、こぐれひでこさん
味わいのある素敵なこぐれさんのイラスト★
ダイスキです!
そして、そのこぐれさんが7年間も連載を続けておられるのが
Cafeglobeのこぐれひでこのごはん日記
日々の食事をデジカメでパチリ!ほぼ毎日更新中です・・・


イラストレーター、エッセイストとして様々なメディアで大活躍のこぐれさん
【パリを歩こう】 【パリを食べよう】 【小泉今日子→往復書簡←こぐれひでこ】などなどなど・・・
多くの著書がありそのどれもが楽しいのであります
今回ご紹介するのは最新刊の★【お酒とつまみと友達と】★
おいしいお酒の選び方、気の利いたつまみ、そしてこぐれさんを取り巻く
幅広〜
い交友関係・・・と、読み所満載の一冊デス



目次

★こぐれの陽気な仲間たち
(キョンちゃんがうちに来た・浜ちゃんがうちに来た・真由がうちに来た ほか)
★お酒のこともっと知りたい!

(ワイン・シェリー・ウイスキー ・ビール)

★こぐれ的・酒のお供レシピ
(キュートなオードブルで乾杯!・チョチョイのチョイで簡単おつまみ)



プロローグは、こぐれさんとお酒の飲めない男友達との
会話から始まります
「酔っぱらうために飲むんでしょ」
と、言う彼の言葉に
「いや、味が好きなんだ」と答えたこぐれさん
後日【あれはできの悪い発言だったな】と、やや反省気味

【酒飲みが酒を飲みたくなるのは、
味もさることながら、酔うと心の垣根がゆるむせいで、
人との距離が一歩二歩三歩と縮まっていく。
その快感が忘れられないからなのではないか。】と分析しています

しめの一行
【ただし、“過ぎたるはなお及ばざるが如し”・・・この格言を肝に銘じて、酒はほどほどに、楽しく飲むべし!】
ですって!!!(^_^.)


前半は、「こぐれの陽気な仲間たち」という対談集で始まります
こぐれさんはすご〜ぐ交遊のの幅が広くて
この中でもキョンキョンや鶴田真由ちゃん、山本ちえさんなど
様々な著名人が登場します

普段なかなか見れないような砕けた表情のみなさん
楽しそうな様子が写真や会話から伝わってきます
テレビや様々なメディアで時々紹介されますが
こぐれさんのお宅ってスゴクオシャレなんですよね★
美味しいお酒と料理を囲む陽気な仲間達
なんだか自分もその場に同席しているような気分で読めちゃいますよ


こぐれさんのご主人はカメラマンの小暮徹さん

この本の中ではこぐれさんの唯一無二の親友で
長年連れ添ったのも仲間である・・・と紹介されてます
トオル君て呼ばれてるんだよネ


この本が発売されて間もないころ
たまたまNHKのテレビ番組で
小暮さんのお宅拝見!みたいなのがあって
面白かったです

お家も素敵なんだけれど
そこに暮らすお二人の温かな空気管みたいなのが
出ていて、イイなぁ・・・と憧れました

左のページはトオル君お手製の
つまみの数々
どれもおいしそう♪


対談と対談の間にはお酒関係の5つのコラムが書かれています
環境作りの必需品・お酒タイムの必需品
喜ばれる手みやげ品・酒飲みのいでたち
私の二日酔い対策等、
こぐれ流の
使えるアイデアがのってます


「お酒のこともっと知りたい!」のコーナーでは、
ワイン、シェリー、ウィスキー、日本のお酒、ビール、カクテルの情報がわかり易く説明されています
お酒の好きな方には嬉しい情報がいっぱいです


後半は【こぐれ的・酒のお供レシピ】
この章は私が一番気に入ったトコロです
何しろ写真がきれいです
ポラロイドのフレームに入っていて可愛いんだなぁ・・・
ポラロイドカメラ欲しくなっちゃいましたっ!

キュートなオードブルや、簡単おつまみ
シメに食べたいデザートまで
ずら〜り並んだレシピたち★
料理にあうお酒まで紹介されていてちょっと
真似したくなります



うずら卵の目玉焼き!何てカワイイ★


ちっちゃなおつまみはパーティーに打って付け★

お皿とお料理の相性や、スタイリングなど勉強になりました





最終章は「こぐれと酒のヒストリー」
40年に渡る、こぐれさんとお酒の思い出が綴られています
奥深いなぁ・・・



この一冊を読み終える頃には、“友達呼んで、パーティーでもひらこっかなぁ・・・”なんて気分になっちゃいますヨ

(*^^)v


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