★ルイママ文庫★
vol.29
お店の本棚から、おすすめの本をご紹介します

おもしろそうな本があったら
本棚から探し出して読んでみてね・・・




●甘く、かわいく、おいしいお菓子●
甲斐みのりさん
主婦の友出版


バレンタインも近づいて
お菓子売り場はとっても賑やか★
見ているだけでも楽しいですね♪

“お菓子”という言葉から連想されるもの・・・
おせんべい・キャンディー・チョコレート
3時・ポケット・おすそわけ・・・

私の頭に浮かぶのは、子供の頃の懐かしい景色・・・
保育園でおやつにもらったいちごみるく・・・
遠足の前日にお友達と買いに行ったこまごましたお菓子
確か200円以内なんて決まってたハズ!
今どきのオシャレなSWEETSとはちょっと違う
“カッコイイ”ではなくって“可愛い”もの★

今回の“ルイママ文庫”は甲斐みのりさんの
甘く、かわいく、おいしいお菓子
日本全国から紹介されているのは
お菓子も包みもかわいくておいしいお菓子ばかりを328点!!!
これはもう、お菓子大図鑑★ナノダ!


甲斐みのりさんプロフィール

1976年静岡県生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。
「叙情あるものつくり」と「女性の永遠の憧れ」をテーマに
雑貨の企画・イベントをおこなうブランド「Loule」(ロル)主宰。
書籍や雑誌への執筆・編集・ディレクション・スタイリングをおこなう。
<甲斐みのり著書>
『京都おでかけ帖〜12ヶ月の憧れ案内〜』(祥伝社)
『乙女の京都』(マーブルブックス)
『甘く、かわいく、おいしいお菓子』(主婦の友社)
『詩集と刺繍』(COTO)
『リボン』(Loule)
『Bid! Bid! Bid! 〜ビドの絵本』(mille books)



『京都おでかけ帖〜12ヶ月の憧れ案内〜』(祥伝社)
『乙女の京都』(マーブルブックス)などでお馴染みの甲斐さんが主宰の
★Loule(ロル)★は“女の子”とか“あこがれ”とか“乙女”とか
ちょっと、こそばゆい感じのコトバがキーワードの
ステキなブランドです
甘い雰囲気の言葉とは裏腹な
シニカルな一面もチラリと見せてくれたりして
オトナな女性達がまさに乙女ナ気分に浸れちゃいます★



北海道から沖縄まで、約230点もの日本全国のお菓子を、
「かたち」、「色」、「種類」にわけて紹介。
その他にも、著者と交流のある著名人たちとの
「お菓子の旅」や、「お菓子文通」、
包装紙やお菓子雑貨を紹介するページなど、
お菓子にまつわるあれこれがいっぱいつまった本です。

動物・果物・花・星・ハート・鳥などの形をしたお菓子

きれいな色のお菓子

「物語りのあるお菓子」を求めて、文筆家の木村衣有子さんと著者が
北海道、鹿児島、東京と巡った「お菓子紀行」

おもち・まんじゅう・ゼリー・クッキー・あめ・おせんべいなどの種類別お菓子

有名画家が手がけたお菓子の包み紙や
お菓子雑貨・手さげ袋・缶や箱のカタログ。



お菓子選びの基準・・・もちろんおいしいこと
そして、かわいいこと!
友達にお菓子をプレゼントするなら
なおのこと・・・
贈る人の趣味嗜好をアレコレと考えて
“これだぁっ!!!”というものを見つけた時は
とってもワクワクします(●^o^●)

お菓子そのものも大事だけれど、
包み紙やパッケージもカナリ大事!
この本には、そんな私たちにもって来いの内容です★


“おいしそうだけど、わざわざ買いに行けないなぁ・・・”
そんな方の為に、巻末には
お取り寄せ用のガイドもついてます

・・・・で、そのガイドを見て取り寄せたのが
札幌にある“千秋庵”さんのお菓子たち
【小熊のプーちゃん】
【北緯43度】
【カスティラクッキー】


なんだかすごくかわいいぞ★
やさしいピンクのリボンのかかった
つばきの模様の包装紙
もう、この時点でかなりポイント高し★


開けるのがもったいないなぁと思いつつ
包みを開くとこんな感じ★
  
  
♪スゴクカワイイです♪

【北緯43度】
それにしても素朴なこのイラスト

横長でコロンとした形の缶
あんまり見たことない形です



札幌の北緯は43度?

雪の結晶をイメージしたと思われる六角形
Nと方位を示す矢印、43℃の文字
軽い塩味のゴーブルみたいなおせんべい
ヨーグルト風味って書いてあるけど・・・そう?
上品な感じでおいしいよ★
【小熊のプーちゃん】
ピンクの弦楽器を心地良さそうに奏でているのは
小熊のプーちゃん
熊の顔の形のバター飴

何とも言えず北海道!
【カスティラクッキー】

ラム酒の香りを生かした
リング状のクッキー
一袋に薄いクッキーが3枚入ってます
カサコソとした質感もGOOD!
形もイラストもカワイイし
“カスティラ”って言うのもいい!

(^_-)-☆

この本に紹介されているお菓子328点の一つ一つに
お菓子にまつわるちょっとしたエピソードと
愛のこもったメッセージが添えられています

お友達の文筆家・木村衣有子さんとの旅を綴った
“お菓子紀行”の中では
北海道・東京・鹿児島のお菓子やさんを紹介
お店の歴史や、お菓子が作られた背景をたどります

東郷青児・鈴木信太郎・竹久夢二
有名画家が手がけたお菓子の包み紙はやっぱり名作★です



お菓子に包みを開く時のワクワクした気持ち
みんなで食べたら、そこにはきっと笑顔がうまれます
その場をホッと、和ませてくれるお菓子の存在は
他の何かには変え難いものがありますナ!


日本全国おいしい、かわいいお菓子巡りの旅・・・憧れるなぁ・・・

なかなか現実はそうも行かず、
そんなあなたにもオススメノ一冊です
おなかがすくから、お気に入りのお菓子をお供に読んでネッ!

あぁ、それから、カワイイお菓子には無縁カナ?
と思われる、男性諸氏
ホワイトデーにこういうのお返ししたら
高得点ゲット!ですよ(*^^)v





 ♪私もでてま〜す♪
マツヤさんのロシアチョコ
★MATOKO★

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