★ルイママ文庫★ vol.22 お店の本棚から、おすすめの本をご紹介します おもしろそうな本があったら 本棚から探し出して読んでみてね・・・ |
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★MERRY CHRISTMAS★
クリスマスの日に贈る、七つのショートストーリー集 クリスマス・イブの夜、ひとりぼっちの少年の家に 不思議な男の人がやってきます 彼は少年が抱く、クリスマスにまつわる七つの疑問を 次々に解き明かします 中には本物のサンタが読んだら、“エェ〜ッ!?!?!?”なんて言っちゃいそうな 回答もありますが、なかなかユーモラス♪でしかもミステリアス!なのでアリマス
少年は不思議な男の人に質問をします ●サンタのそりを引くトナカイたちは普通のトナカイなの? 彼は答えます ●もちろん普通のトナカイさ ●でも空を飛ぶんだよ。普通のトナカイじゃあそんなことむりだよ ●ちょっとまってくれないか。ひょっとして君は、あのトナカイたちが引っ張るから サンタクロースのそりが空を飛ぶんだと思っていやしないか。 ●エッ!ちがうの? ●ちがうちがう。確かにトナカイたちはそりを引っ張りはする。 でも、それはさいしょに雪の上を滑走するほんの数秒間だけだよ。 あとは、サンタクロースのちからで飛んでいるんだ。 ●えーっじゃあトナカイなんてほんとはいらないの? ●まあ、そりを飛ばすためだけならいらないね。でもそりだけで飛んでいたら きみょうっていうか、ぶきみっていうか、見た人がおどろくだろう。 だから、やっぱり動物がひっぱってないとね。 ●それだったらトナカイじゃあなくてうまとかでもいいのかな。 ●もちろん、うまでもいい。けれどもサンタクロースがトナカイをえらんだのは たぶん雪のうえにはトナカイが一番にあうからじゃあないか。 |
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